2017/11/08

無自覚だったワキガ
中学高校と脇に汗を多くかくなぁと思っていましたが、自分がワキガだということは
気づいていませんでした。
気づかされたのはある日、知人から言われたひとことでした。
「一緒に部屋にいると臭いがきつくて」
言われた時は、頭が真っ白になりました。
その日から薄手のブラウスや、淡い色や白の服、グレーなど汗シミの分かりやすい服が
全く着れなくなりました。
最近は色々な優れた制汗剤スプレーがありますが、当時18歳、約30年ほど前のことです。
現在のように制汗剤も多くなく、あったとしてもほとんど効果がありませんでした。
そこで薬局で販売している、塗り薬を塗ってみたのですが、これもまた効果なし。
手術なども考え始めていたのですが、現在のようにインターネットがあるわけでもなく
調べるのには雑誌や新聞を見るしかありません。
それに18歳そこそこで、手術の費用を準備することもできません。
色々と調べた結果、アルム石という製品にたどり着きました。
隙を見つけてはトイレでワキガ対策する日々
アルム石は比較的安価で販売されており、それを水に濡らして脇に塗ることによって
臭いが軽減されることが期待できるとのことで、使い始めました。
それでも、夏場の暑い時期などになると、数時間もせずに脇の臭いがきついことに気が付きました。
暇を見つけてはトイレへ行って、脇を拭き、アルム石を塗ることを繰り返していました。
インターネットをするようになったのは、それから随分後になりますが、ネットを使い始めてすぐに、ワキガ対策についてとにかく調べつくしました。
その結果、ラヴィリンというクリームがあることを知りました。
これは塗って1週間程度は何もケアをしなくても、臭いが抑えられるとのこと。
毎日何度も脇を拭いてアルム石を塗っていたことからすると、なんという手間の違い!
早速購入して使ってみたところ、1週間まではもちませんが5日程度であれば塗る必要がなく
効果も割とありました。
ただ、ラヴィリン自体にかぶれてしまうことがあったため、また他の制汗剤などを
探したどり着いたのが、exsiuというクリームです。
こちらは持続性は3日程度ですが、かぶれも少なく臭いに対する効果もかなりあります。
これだけでは不安な部分もあるため、ミョウバンスプレーをかけ、その上から制汗剤をつけ
着る洋服には消臭効果のあるスプレーをかけることで現在は対策をしています。
ワキガに気が付いたおかげで今がある!
18歳のころに知人からワキガだと言われたことはとてもショックで、立ち直るまでにかなりの時間を要しましたが、おかげで臭い対策をすることができました。
そのまま気が付かずに会社等で他の人に迷惑をかけたり、陰で色々と言われていたりと
想像すると、寒気がします。
今はワキガ対策はばっちりで、汗をいっぱいかいて帰宅しても、ほとんど臭いがしません。
また、念のためにお風呂に入った後に脱いだ服を嗅いでも臭いがしません。
手術することを途中も何度も考えましたが、手術することなく対策グッズで改善しているので
快適に過ごせています。